海外生活に欠かせない、らしい「Wise」
以前、ノマドビザの申請手数料を払うとき、日本の銀行ではなく「Wise(ワイズ)」というサービスを使ったら、海外送金手数料3000円が387円で済んだという話を書きました。
このWise、海外移住や海外生活をしている人にはけっこう有名。というか、もはや必須だし、これさえあればOKみたいな存在らしいんですよね。もちろん国によるとはいえ。
なので私も一応、作りました。
今後、マルタ以外の国に行ったときに役立つかもしれないし、
マルタでも何かあってRevolutを使えないこともあるかもしれないので。
要は保険です。
マルタ生活では「Revolut」が欠かせない
ただ、マルタではなぜかRevolut(レボリュート)が主流。
サービスとしてはWiseとほぼ同じで、手順は以下のとおり。
- まず自分の日本の銀行口座→Revolutの自分の口座に、円を入金(振込)
- Revolutのスマホアプリで、円→ユーロ(必要な外貨)に両替
以上!
とっても簡単です。
しかも、なんと両替手数料は無料!(*毎月の限度額はある)
さらにリアルカードを発行(これも無料)すると、デビットカードみたいに使えて、Revolutの口座から即時決済されます。
オンライン決済でも、カードナンバーを入れればクレジットカードがわりに登録できます。
(これはカード発行しなくても使える)
というわけで、マルタに来てから毎日、
レジでレボリュートのカードを見せて「Can I use this?」しか言ってない。
正直、Revolutのアカウントとカード、このフレーズだけあればギリ生きていけます(笑)。
レボリュートのカードを出すと、みんなはいはいって感じでスッと端末を差し出してくれるので、VISAタッチのマークのところに、ICカード部分をかざします。
ピッ!と音がして、決済完了。
なにこれ、便利すぎ!
たまーに「Only cash」って言われちゃうけど。
そしたら現金を出す。
いやー、日本はわざわざ不便なQRコードを普及させてる場合じゃないよ…。
(絶対それまでの非接触型決済のが便利だった。そういうのを使えない人にキャッシュレスを普及させる意味はあったんだろうけど、QRコード払いのポイント還元をやりすぎて、非接触型を使うと実質、損になってるのはおかしい)
ちなみにタッチ決済が使えるカードならなんでもいいはずだけど、たぶんRevolutのカードのほうが、現地の人たちもひと目で使えるってわかるからスムーズなのかな~という気がしてます。
今まで一度も「何それ?」「わかんない」って反応されたことないし。
ただ、たまに個人店とか小さなお店では、レボリュートのQRコード払いなら使えるよと言われたりします。日本でいうと、PayPayのスキャン支払いみたいな感じ。
不動産エージェントにデポジットを支払ったり、オーナーに毎月の家賃を払うときもレボリュートです。これもPayPay的。
海外で銀行口座を作るのは大変だから、Revolutですべてが済むのはホントに助かる。
マルタでは「Revolut+ソニー銀行」があれば生きていける
ちなみに銀行は、ソニー銀行を開設しておくのがおすすめです。
https://moneykit.net/visitor/account/
毎月、一定額まで手数料無料で振り込めるので、必要な額をソニー銀行からRevolutの口座に入金。
そしてRevolutのアプリ内で両替すれば、あら不思議。
振込手数料も、両替手数料も、いっさいかかりません。
といっても、一定条件を満たしていれば振込手数料が月に何回か無料になる銀行はいくらでもあるから、私もべつに三菱UFJ銀行でよかったなと思っています。
ただ、ソニー銀行がいいのは、非居住者にやさしいことと、キャッシュカードがあれば海外のATMでもかんたんに現金を引き出せること。
いくらRevolutが普及していても、多少は現金でユーロが必要になる場面もあるからね。
マルタに来る前に、これだけは作っておきたいもの2つ
ということで、まとめると、マルタに来るまでに用意すべきものは、以下の2つ。
- ソニー銀行の口座開設と、キャッシュカード
- Revolutの口座開設と、リアルカード
とくにRevolutの手続きにはIDカードや住所が必要。手元にマイナンバーカードがあるうちに日本で発行すれば一瞬で終わるけど、マルタに来てからだとけっこう大変です(夫はいまだに作れてない)。
ちなみにWiseのカード発行は1200円かかるけど、Revolutは無料です。
プランは無料のスタンダードで十分、生活できます。
▼よければこちらからどうぞ
Revolut 招待コード
Wise 招待コード