海外でのネット閲覧に欠かせない「VPN接続」
海外に移住して少し落ち着いてくると思うのは、日本のテレビを見たいな～ということ。
私はそんなにテレビを見ないほうですが、それでも相棒とかコナンくんとか（←呼び方よｗ）、プレバトとか、いくつか好きな番組があります。
なんとなくVPN接続をすれば見られるという情報は知っていたので、どこにするか調べてみました。
またマルタはフリーWi-Fiが充実しているのですが、セキュリティ的にはちょっと心配。カフェで仕事をするときも、VPN接続を使えれば安心です。
（というか本来的にはセキュリティ対策のためのサービスだから、そっちが正しい使い方か）
調べてみると、いちばんよく出てきたのが、以下の3つ。
Millenは日本企業ということで日本人には安心感があるようです。
ざっくりこの3つに絞ってからはサービス名で検索し、実際に使っている人のブログやSNSをチェックしていきました。
その結果、個人的にはNordVPNがいちばん安定して使えている人が多いように感じました。
NordVPNのプランと料金
NordVPNにすると決めたら、次はプランを確認。
「ベーシック」「プラス」「コンプリート」の3つがあるようです。
サービス内容を見ると、プラスとコンプリートの違いは1TBのストレージだけなので、コンプリートはいらないかなと除外。
あとはベーシックとコンプリートですが、正直よくわからず…（笑）。
でも2年契約なら1万6200円。月額にして600円と破格だったので、足りないよりはいいかとプラスプランにしちゃいました。
30日間の返金保証があるのも気軽に申し込めたポイント。
これはほかのVPNサービスも同じですが、実際に接続できるか、接続スピードが遅くないかなどを確認できるのは安心ですよね。
1契約で10台まで接続可能
アカウントを作って契約したら、あとはアプリをダウンロードして接続するだけ。
1契約で10台まで使えます。
PCとスマホ、それぞれにアプリをダウンロードしました。
ほかにタブレット、Fire stick TV、夫のデスクトップPC、ノートPC、スマホで7台。
まだ余裕があります。
これだけあれば、だいたいの方は足りるのではないでしょうか。
基本は自動接続でOK、必要に応じてJapanに切り替え
さて、アプリを起動したら、まずは自動接続してみます。
マルタはイタリアが近いので、イタリアに接続されました。
プリセットが3つありますが、最初はすべて「推奨国」になっています。
いちばん左のアイコンの下から2つめ、ひし形のマークを押すと、プリセットを変更できます。
ブラウジングの歯車アイコン（設定）を押して、Tokyoにしてみました。
ショートカットも作成できるようなので、TverのURLを入れてみます。
こんな感じでアイコンが表示されました。これは便利。
これで簡単に切り替えできます。
Tokyoに接続してTverのページを開いてみると…表示されました！
数週間ぶりの日本のテレビ番組は、感慨深いものがあります。
マルタに来てからしばらく、テレビを見ようなんて思いつかないほどでしたが、久しぶりに見ると、なんとも言えない気持ちになります。
異国にいるけど、日本とつながっているというか…。
なによりエンタメって、やっぱり心に余裕がないと楽しめない。
テレビを見ようと思い立っただけで、少し余裕ができたんだなと実感します。
ちなみにTverの利用規約にVPN接続に関する文言はなく、VPN接続しなくてもTverのサイト自体は開けました。ただ、再生ボタンを押してもずっとくるくるして再生されませんでした。
そればVPN接続をしたら、普通に再生できるように。そのほか、マルタに来てから表示できなくて困っていたサイトが表示できるようになったりもしました。
セキュリティの観点からも、海外生活でのネットの閲覧環境を整えるという意味でも、やはりVPN接続は必須だなと思います。
一応、日本語サポートもしてくれます
VPN接続をしていると逆に開けないサイトもあり困っていたのですが、サポートに問い合わせてみたら日本語で丁寧な返信がありました。
英文も併記されているのでおそらく自動翻訳でしょう。やや不自然なところはありますが、さほど問題なく読めます。
もちろん、こちらは日本語で送ってOK。きちんとコミュニケーションはとれました。
というわけで、まだ使い始めたばかりですが、サービス内容や接続スピード、コスパ、サポートなど、総合的に見ておすすめできるサービスだと感じています。
実際、今度オランダに移住する知人にも紹介しました。
今後そちらでの接続状況なども聞けたら追記したいと思います。
