早いもので、マルタに移住して1年が経ちました。
はじめは、どこで何を買えばいいのかもわからないし、野菜ひとつ買うにも値段の相場がわからないし、とにかく大変でした。
それでも、住む家が決まり、ビザが取れて、生活のリズムができて、3カ月もする頃にはすっかりマルタライフを楽しめるようになっていました。
というわけで、今回はちょうど1年経ったタイミングで、私が思うマルタの良いところと、ちょっと大変だなと思うところをまとめてみたいと思います。
天気がいい!暖かい!

マルタといえば、やはり天候の良さが魅力です。これについては誰もが口をそろえて言うところ。
2024年の夏の気温は東京とほぼ同じでしたが、湿度はそこまで高くなく、多少過ごしやすいかなと思いました。
それでも、いちばん暑い時期は、日中に10分以上歩くのはけっこうキツくて、ほとんどバスで移動していました。
一方、冬でも10℃以下の日はほとんどなく、日中の最高気温はいちばん寒い時期でも16〜18℃くらいあります。
天気の良い日は、観光客が海に入っている姿も見かけたりします。さすがに脚だけ入る程度の方がほとんどですが。
また、冬も東京とは違ってそれほど乾燥しないので、お肌にもやさしいです。
海がきれい!近い!

マルタといえば、海! 小さな島国なので、中心部からでもバスに20〜30分乗れば、どこかしらの海沿いに出られます。
私はそれほど頻繁に海水浴はしませんが、ちょっと眺めるだけでも気分が良いものです。
いわゆる地中海ブルーというのか、深くてきれいな群青色をしています。
浅瀬は沖縄のようなターコイズブルーで、そのグラデーションがまた美しい。
フェリーに乗ってコミノ島までいけば、信じられないくらい透明度の高い海も見られます。
天気の良さと、ビーチの美しさ。
この2つは、とくにマルタの魅力だなと感じます。
メンタルにもすごく良くて、実際、マルタに来てうつ病が治ったという人も知っています。
治安がいい!
マルタは日本と同等か、それ以上に治安が良いです。小さな国で、コミュニティが狭いからだとか。
飲みに行って帰りが遅くなっても、女性1人でバスに乗れるし、バス停から歩いて家まで帰れます。
とはいえ観光客の多いクラブ街などでは、盗難や死亡事件などの話も聞きます。繁華街が危険なのは、どの国でも同じ。自衛は忘れずに。
バスがほぼ無料!(長期滞在の場合)

マルタのバスは、あまり時刻表どおり運行していないし、いろいろ問題もあるのですが(苦笑)、一度バスカードを購入すると、ずっと無料で乗れるようになっています。
このバスカードは、2024年3月時点で4500〜4700円くらいでした。
それ以降は何回乗っても無料。1回の乗車賃は全区間均一で€2.5なので、あっという間に元を取れます。
申請にはマルタの住所と電話番号が必要ですが、長期滞在者には本当にありがたいサービスです。
ちなみに、マルタの公共交通機関はこのTalinja というバス会社のみ。電車はありません。
遅延なども多いため、公共交通はマルタのイマイチな点でもあります。
どこでも英語が通じる!
マルタの公用語は、マルタ語と英語。基本的にどこでも英語が通じます。
もちろん英語のレベルは人によってかなり違いますし、マルタアクセントの強い人もいます。また移民も多いので、いろいろな国のアクセントの方がいます。
でも、ショッピングをしたり、何かしらのサービスを受けるのに、多少の英語力があれば、最低限のコミュニケーションは成り立ちます。
またスーパーなどの値札に書かれている商品名も英語ですし、レストランのメニューも英語併記。
これはマルタにいると当たり前に感じてしまいますが、フランスやモロッコ、スペインなど周辺の国に旅行したとき、そのありがたみを改めて感じました。
周辺諸国への旅行がお手頃!

ヨーロッパ諸国はもちろん、中東やアフリカ大陸も近いマルタ。
Ryanair などのLCCを使えば、日本の国内旅行感覚の金額で旅行できます。
私はこの1年間で英国のロンドン、フランスのパリ、モロッコのマラケシュに行きましたが、どこも航空券は往復2〜3万円ほど。
私は1週間前後滞在しましたが、2泊3日で行く人も少なくないし、国によっては日帰りで行ってきた!なんて人もいます。
マルタにいる間に、できるだけいろいろ周遊したいなと思っています。
全体的に日本より物価が高いし、円安傾向が続いているので、その点はちょっときついですが。
ヨーロッパ風の街並み

これは好きなポイントとして入れるかどうか迷うところなのですが。
一応、いわゆるヨーロッパ風のというか、ヨーロッパの伝統的な建築物や石畳が見られます。
主に観光用ですが、馬車も走っていたりします。
個人的には、イタリアなどに比べると装飾や色が少なめで、素朴な印象です。
全体的には現代建築もありますし、市街地はものすごく保存されているというわけでもありません。
とはいえ、見慣れてきた今でも、ふと立ち止まるようなかわいい小道があったりします。
EUのなかでは物価がマシ?
マルタに来たばかりの頃は、円安ということもあって、とにかくすべてが高い!と、やや絶望していました。
でも、ロンドンやパリに行ってみると、それでもマシなほうなのかなぁと思ったりします。
LiDLというディスカウントスーパーがあり、私は食品は基本的にそこで買っています。
行ったことはないのですが、ほかにもEurospinなどのディスカウントスーパーがあるようです。
Visaタッチの普及率が高い
これはマルタに限らずですが、ヨーロッパや周辺諸国ではVisaタッチの普及率が高く、とても便利です。
余談ですが、なぜ日本はわざわざQRコードなんて面倒なものを広めてしまったのか…。ある意味ガラケーよりもタチの悪いガラパゴス化だと個人的には思っています。
日本と同じ、左側通行

マルタは日本と同じ、左側通行。
普段はあまり意識しませんが、右側通行の国に旅行すると、やっぱり少し怖いと感じます。
子供の頃から慣れ親しんだ「右、左、右」の感覚が通用するのは、ありがたいです。
逆に右側通行の国から来た人は、マルタは車線が逆だから怖いと言っています。
親切な人が多い(たぶん)
マルタの人とそこまで深い関わりはないのですが、全体的に親切だな〜と感じることが多いです。
バスに乗っているだけでも、お年寄りや子連れの方に席を譲る人がいるのはもちろん、観光客の人が行き方を聞くと複数の人が教えている姿を見かけたりします。
私も、こっちの席空いてるよとか、雨漏りして濡れてるからそこは座っちゃダメ!(たまにあります笑)と声をかけられたことがあります。
もちろん毎日ではないし、混雑しているときは多少、殺伐とした雰囲気だったりはしますが。
スーパーで、青いバナナのほうが長持ちするよ!と、突然、声をかけられたことも。
もちろん個人差はありますが、年配の方は比較的、気さくで親切な人が多い印象があります。
またマルタは信号や横断歩道が少ないので最初は戸惑いましたが、横断歩道で人が渡ろうとしていると基本的に停まってくれますし(たぶん交通ルールなんだと思いますが)、横断歩道がなくて困ってキョロキョロしていると、渡らせてくれるドライバーもいます。
旅行先によってはドライバーがまったく歩行者に優しくないこともあり、そんなときはマルタっていい国だなと噛み締めてしまいます(笑)。
人口密度が低い
東京生まれ育ちの私。休日に出かけるとなると、どこも人、人、人!が当たり前。ふらっとカフェに入るのも大変だし、長居もしにくい。
人気店はどこも混んでいるので、おいしいものを食べたければ、事前に調べて予約が必須。
とくに渋谷や新宿、池袋などは、道を歩くだけでも大変なレベルの人混みです。
でも、マルタは基本的に、ふらっと行っても入れることがほとんど。予約必須のお店はかなり限られます。
これは、そもそもの人口密度が低いからだと思います。
全体的に席数や空間が広めで、たいてい空いているので、3時間くらい余裕で滞在できます。
ハイシーズンの観光エリアや、大きなイベントのときなどは、さすがに人出が多いですが、それでも休日の渋谷よりはマシかもしれません。
マグロが安い!

これも有名な話ですが、マルタはマグロが安いです。赤身も大トロも中トロも関係なし!
私は近所でやっている朝市で買うことが多く、だいたい€6.5/kgほど。
普通のスーパーではもっと高いですが、逆にもっと安く買えたという話も聞きます。
ほかに私がよく買うのはsea breamという鯛の一種で、€10/kg前後。脂がのっていて、とてもおいしいです。
サーモンは€20/kg前後とやや高いですが、お刺身用として考えれば日本と同程度でしょうか。セールでもう少し安くなっているときに買って冷凍しています。
【まとめ】のんびりしていて、過ごしやすい!笑
マルタに来て、いいな〜と思うのはそんなところでしょうか。
思ったよりメリットを感じない人もいるかもしれませんが(笑)、天気が良くて、きれいな海が近いというだけで、意外と人生の幸福度は上がるなぁと感じています。
まあ、これだけなら沖縄あたりでも実現できそうですけどね。
ともあれ、日本人は3カ月以内なら観光ビザで滞在できるので、転職のタイミングなど、ちょっと人生の休暇として滞在してみるのも良いかもしれません。
次回は、イマイチなところをまとめてみたいと思います。